フィレンツェ観光ガイドの裏話。

フィレンツェで働く2人の観光ガイド兼コーディネータが綴る
あれやこれや。 FIRENZE-navi.com 【ブログ版】



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◆フィレンツェで働く2人の観光ガイドが綴るブログは以下◆
イタリアの今 だんだんと規制緩和へ

(フェイスカバーで仕事に臨む美容師さん)

 

イタリア は先週5月18日より、ロックダウン規制緩和第二段階目に入りました。

 

(結局書くのが遅くなってしまいましたので、その間に入ったニュースも加えてイタリアの現地情報をお届けいたします。)

 

5月の初めを皮切りに、18日月曜日、次は6月頭と、段階に分けて徐々に規制緩和を行っています。、今回の第二階の規制緩和で何が変化をしたか追ってみます。

 

まず、規制を破ると400ユーロから3千ユーロの罰金を課せられます。そして規制内の環境にと整えないうちは営業を再開出来ません。

 

 

(透明プレキシグラス越しにカッフェをサーブするバール。)

 

 

·美容院とエステ

 

6月以降と言われていたタイプの店舗ですが今回の規制緩和から営業可能となりました。

写真の通り、透明フェイスガード付きという重装備で対応です。予約は必須。以前のように突然の入店、もしくは早めに入って店主とお喋りしながら待つというのは無理です。お客様ご利用リストを店舗は14日間ほど確保しておかねばなりません。(地域により30日間)お客様も髭を剃る時以外はマスク必須です。

 

 

·州内移動可能

 

友人、恋人、家族どうし会えるようになりました。家に招待も可能ですが、最低限のルールを守る必要があります。これはしばらくどこへ行っても覚えておく必要があります。→

 

「人との距離を最低1mは守る。屋内では必ずマスクをする。屋外は距離を十分に保てない場合はマスクが必要。大勢で集まってはいけない。」

 

移動制限の面では、州内は許可なしに移動可能。(州の境に住む住人に関しては州局の決定に基づき一部例外あり)63日からは自由に州内外行き来が可能の予定。

 

 

·イタリア国外にいるイタリア人が国内にいつから入れるのか。

 

現在のところ、仕事、健康などの理由がないと、入国できない状態ですが、63日からは欧州国内なら自由に行き来が可能になり、14日間の隔離の必要もなくなります。

 

·ショッピングはできるのか

 

州内の店舗は営業可能になりました。店により営業時間が異なる場合があります。これはラッシュアワーを避けての通勤を可能にするポジティブな点です。入店は人数制限されます。店内入場にあたり殺菌ジェルの設置、商品に触れる衣料店などはビニール手袋を配置しています。

 

 

·モール、アウトレットのような大型店舗の営業

 

入場制限はもとより、熱の測定、入り口と出口の区別、混みやすい週末、特に日曜日は閉店にするなどそれぞれ措置をとります。

 

 

(道路側にテーブルを持つバール。消毒液の設置。距離を持たせたテーブルの配置とお客様への案内が見られる。)

 

·飲食店

 

レストランに入場できる人数はそのロケーションの大きさや作りによります。人とのディスタンスが最低1m取られること。同居人同士は距離に関係なく席に座れます。

 

 

·ジムやプールは525日から再オープン可能

 

厳しい距離の規則を踏まえた上での再開です。プールは7平方メートルのディスタンスが考慮されなければいけません。武道のような人とコンタクトのあるものは禁止。グループレッスンも残念ながらまだ禁止です。

 

 

·海に子どもと行けるのか

 

砂浜に赴く、子供達の遊戯、公園に遊びにいく等が可能になりました。これらも良識を持ってディスタンスを確保しなければいけません。夏の学童、サマーキャンプもディスタンスのルールを守ったプログラムで催行が可能です。

 

 

·映画館や劇場

 

615日より再オープンの予定です。屋内は最高200人まで、屋外は1000人まで。

 

 

 

およそこのような内容でここ1週間ほど新しい生活がスタートしました。間違いなく、5月の陽光を浴びながら気分転換ができるようになりました。しかし、人の反応は、おそるおそる、というところも強く、今週の各店舗への人の入りは少なかったと思われます。このまま落ち着いた状態が続けば、規制緩和にだんだん慣れていけるでしょう。そう願いたいところです。

 

 

分野によっては大打撃を受けています。観光大国イタリアですから、観光地各地の飲食店、商業店舗関係者の経済危機は深刻です。

 

 例えばフィレンツェのケースを見ていきますと、毎年フィレンツェは2千万人の旅行者、40億ユーロの収益を得ますが、これは当市の総生産7%にあたります。

 

今回のコロナの影響で、街中90%の商業店舗ホテル等が自らの抱えるスタッフ、ウエイター、料理人、倉庫管理人等のために雇用調整助成金申請をしています。(Confartigiatato Firenzeより)人数にして街中の7千人の労働者がその状態です。(CGIL Firenze の統計)

 

外国人観光客による収益が80から90%を超える観光都市町の状態は非常に深刻です。イタリアの稼ぎ時は5月から10月までが中心。すでに夏の入り口にいる今、今年は店を開けない、しばらく様子を見守るというところが多く、もしくはすぐにでも暖簾をたたむという状況に追い込まれている所さえあります。

 

その点、レストランでも地元の客を主に相手にしてきたところは、再スタートをしたケースが多いようです。とある老舗のレストランは住宅街に位置しており、通常より30%減の人の入りだがそれなりに良い滑り出しをしたようです。このレストランは休業中の2ヶ月間は8人ほどのスタッフが強制休業に入らされ、給料も国の助成金を受けました。再開した現在、3人ほどのスタッフをまだ家に待機させていますが、再営業に成功した例の一つと言えそうです。国からの助成金は家にいながら入金がされるという優雅なものではなく、おおよそ給料の半分を支給されるというものですから、多くの家庭にとり深刻な事態なのです。

 

これからどう立ち上がっていくのか、歴史的にも常に多大な試練を乗り越え、人も羨む美しい国を作り上げてきたイタリア、持ち合わせの底力を発揮して頑張っていきたいところです。

 

(青空マーケットの花屋さん スペースを十分取って営業)

 

 

 

 

| フィレンツェの日常生活★ 純子 | 05:40 | comments(0) | - |









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